不動産売却

売りやすい家、売りにくい家。どこが違う?

2021-06-15

売りやすい家、売りにくい家。どこが違う?

不動産を売却する場合、果たしていつ、いくらで売れるのか。不安はつきものです。

そこで、早期に買い手のつきやすい物件の条件とは、どんなものなのかまとめてみました。

土地付き一戸建ての場合

ポイント

  • 売り出し価格が適正である
  • 周辺環境がいい
  • 駅から徒歩圏
  • 日当たりがよい
  • 築浅である
  • 前面道路が広い

ポイントを順番にご説明します。

売り出し価格が適正である

売主はなるべく高く売りたいと思うのが普通です。
一方、買主はお得な物件を探しています。
そこで、大切なの最初の売り出し価格の設定です。

最初の売り出し価格を高く設定して「相場より高い」と思われてしまうと、
なかなか購入希望者が現れないということになります。

すると売却までの時間がかかり、結果的に値下げを繰り返すことで、
物件そのもののイメージもダウンしていきます。

早期に売却するために一番大切なことは、適正な価格設定といえます。

周辺環境がいい

不動産の資産価値はまず、立地にあります。
住宅地として人気があるエリア学校や買い物施設、
公園や病院といった生活施設が充実しています。
人気の立地=ニーズが高い立地で、売却しやすい不動産ということになります。

駅から徒歩圏

通勤や通学に毎日鉄道を利用する人は多いため、
駅近=利便性という認識で、駅近立地のニーズは高いです。
同じ駅でも、急行停車駅、ターミナルとなれば、さらに人気は高くなります。

日当たりがよい

土地に関しては、従来では南東に接道がある角地が、
一番人気が高く資産価値も高いとされていました。

その大きな理由は日当たりのよさです。
今では、バルコニーや窓の位置により日当たりが確保できれば、
方角は問わない場合もあります。

方角よりも日当たりが確保できる環境が重要となります。

築浅である

木造戸建て住宅の場合、建築後15年も過ぎれば、
外壁や設備などの修理が必要になってきます。

中古住宅を買った人は、なるべく購入後のコストを
かけたくない人が多いため、古い物件は敬遠されがちです。
やはり築浅物件のほうが売りやすいといえます。

前面道路が広い

土地に関しては、前面道路の種別、間口の広さなどが、大きな要素となります。
車がすれ違える6m以上の幅員を持つ公道に面し、
なおかつ広く道路に接している土地は資産価値も高く、売りやすい土地と言えます。

マンションの場合

ポイント

  • 売り出し価格が適正である
  • 駅近の立地である
  • 生活利便施設の多い立地
  • 間取りの変更が容易な構造のマンション
  • 管理が行き届いたマンション

ポイントを順にご説明します。

売り出し価格が適正である

マンションの場合も最初の売り出し価格が重要です。
最近では、購入希望者はいろいろメディアで、相場価格を知ることができます。
マンションの場合、同一建物内での競合物件も考えられます。
階数、間取り、設備等を考慮して、適正な価格の設定が重要です。

駅近の立地である

山の手などの一戸建てから駅前マンションへ、
便利な立地の住居への住み替えも盛んになってきています。

車の必要な郊外から、生活利便施設が整い、
徒歩で買い物へ行ける駅近の立地のマンションは、
築年数にかかわらず売りやすいと言えます。

生活利便施設の多い立地

駅近でなくても、公園や買い物など生活利便施設が近くにそろっていれば、
生活しやすさを魅力と感じて購入したいという人が現れます。

間取りの変更が容易な構造のマンション

古いマンションは、間取りのレイアウトが現代のニーズに合わない場合も多いです。
しかし、専有部分内でリフォーム・リノベーションが容易にできる構造の建物なら、
中古マンションを購入して、自分のライフスタイルに合わせてリフォームしたい
というニーズに合致するため売りやすいと言えます。

管理が行き届いたマンション

築年数が古くても、管理が行き届いて、管理組合の活動が盛んなマンションでは、
住民同士の良好なコミュニティーが形成されており、
購入希望者から住みやすいマンションとして認識されます。

不動産を売却する際の、流れや費用など。
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